野菜の皮を剥くのはなぜ?

料理をするのがめんどくさい・・・と感じる理由の一つは、下ごしらえだと思うのですがいかがでしょうか?

もちろん、皮を剥いた方が良い野菜もありますし、食べたときの食感をよくするため、人によっては食物繊維が集まった皮の部分は、かみ切りにくく、繊細さを欠くから…という意見もあるかも🤔

しかし、そういう場合は、皮もまた別のメニューとして使い、食べるという事が出来ます。

多分、食の安全という事からが注目が集まって皮を厚くむくものとなった方が多いかと思います。

輸入した野菜、慣行農法で作られた野菜の皮には農薬や防腐剤がついているから剥かなくてはならない。

そこから、心配だから、剥かなければならないから剥く物だと言う認識が広まった。

しかし…野菜が育つ過程で使われた農薬や化学肥料は、土に蓄積されるので根や葉から吸収されるでしょうし、農薬を落とす洗剤も、農薬の種類によっては落とす所か、化学変化を起こす可能性があるとも言われています。

料理がちょっと億劫なのか?
下ごしらえが苦手なのか?
わざわざ肯定を増やしてしまうから腰が重くなってしまうのか?

どうでしょう?

皮をむかないで食べるメリットは、効率良く栄養を取る事ができる事なのです。

例えば、ダイコン特有の辛味成分の酵素やビタミンCは、中心よりも皮近くの方が多いんです!
また、ニンジンの持つ免疫力を高めるカロテンは、中心部分よりも皮に多く集まっています!!

野菜の皮をむくのは当たり前ではなく、実は広がったのは戦後からなんだそう。皮肉なもので戦後に生まれた残念な落とし子・・・

食材の処理がめんどくさい、不安だからが理由なら、農薬や化学肥料が使われていない食材を使う方が楽々です。

洗って、気になる部分を外してそのまま使って下さい。

そして更なるメリットは、ゴミが減る。下ごしらえの肯定が減る。食物繊維も、栄養も取れる。

カラダに入った自然界に存在しない成分を排出するには、それだけ臓器もフル稼働する必要がでてくる。
そういった自分にも負荷が掛かる事をお忘れなく。